あおり運転の定義とは 統計や対策を通して死亡事故を考える

Pocket



あおり運転の定義

あおり運転と聞くと、他人の自動車の運転をあおって、あせって運転をさせるイメージだと感じます。

もちろん、青信号でも動かない車をクラクションを鳴らしてあおる行為は、道路の適正な運行のためであり、あおり運転の意味には含まれていません。

これは、他者に向けての常識的な注意です。

では、正しいあおり運転の定義とは何なのでしょうか?

最初に、高齢者マークや初心者マークがはってある車に対して、スピードがでていないことから、道路の適正な走行速度以上のスピードで、後方から車間距離をつめる行為は、あおり運転になります。

もちろん、この行為は、特にマークの貼っていない普通の自動車に対しても、同様に、あおり運転とみなされます。

赤ちゃんが中にいたり、危険物をのせているため、スピードが出せない車に対しても、同じです。

ですので、もし前の車やバイクなどが遅すぎてイライラしているのなら、反対車線への危険な追い越しをちゃんとしたタイミングで行うか、我慢して車間距離を離しながら、スロードライブを実行するしかありません。

もちろん、スピードは遅くないのに、クラクションを連続でならしながら、後ろや横から車を急接近させるような行為は、完全なあおり運転です。

また、あおり運転を定義するうえで重要なのは、故意かどうかです。

つまり、イライラしてやった、邪魔したかったなど、わざと、相手の運転を邪魔するような行為だと認められれば、あおり運転です。

いきなり窓を開いて、おかしな挑発をしたり、タバコを投げたりする行為も同様です。

わざと、前の車が急停止を繰り返せば悪質でしょう。

もともと、車の運転は、こうした攻撃的な人や短気の人には向いていません。

しかし、就職や買い物などに自動車が必須となった世の中が、国民全員に運転を強いるのです。

ですから、自動運転を待つくらいしか、事故を極力減らした安全な運転を実現するのは困難です。

あおり運転の摘発の統計

こうしたあおり運転によって、摘発を受けた件数は予想以上に多いです。

警視庁の統計によれば、2016年のあおり運転の摘発は7625件、2015年は8173件、2014年が9581件にのぼります。

うち8割が高速道路のトラブルで起きているのです。

運転者は、ドライブレコーダーなどを使って、状況を記録し、パーキングエリアで停車して通報しているんだと考えられます。

ほとんどのあおり運転の認定は、警察に対する被害者の通報で、始まります。

あおり運転の対策

あおり運転は、現在まで厳罰化が進んでいます。

警察の対策としては、罰則を強めることで、運転の被害を抑えたいもようです。

2018年時点で、あおり運転は、車間距離不保持という罪になるようです。

そして、高速道路で罪を犯した場合には、3ヶ月の懲役か5万円以下の反則金・罰金となり、運転免許の違反点数が2点となります。

一般道路で罪を犯した場合には、5万円以下の反則金・罰金となり、運転免許の違反点数が1点となります。

さらに、あおり運転がきっかけで死亡事故や飲酒による運転をすれば、運転免許は停止か取り消しになりかねません。

個人でできる対策は、あおり運転の証拠を残すことです。

口頭の状況説明では難しいため、ドライブレコーダーや車の接触あとなどが有効な証拠になります。

ただ、一番の対策は、あおり運転してくる車を避けて逃げることです。

時間が遅くなってもいいので、遠回りになっても、交通の安全を最優先に守りましょう。

懲りずにあおってくるケースは、停車できるスペースを見つけ、警察への通報を相手に宣告しましょう。

それで、逆上して暴行してきても、罪が増えるだけです。

プロの警察官にまかせましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください